なぜ当院の施術で免疫を上げることが出来るのか?
そもそも免疫とは?
「病気にならないために免疫を上げましょう!」
というフレーズは一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
では「免疫を上げる」ということは、具体的に何をどうすればいいのでしょうか?
これを曖昧にすれば言葉だけの独り歩きになってしまいます。
一言でいえば「免疫」とは体内で発生したガン細胞や外から侵入した細菌やウイルスなどの体にとっての異質物を常に監視し撃退・処理する自己防衛システムのことをいいます。
がん細胞は実は全員毎日体の中で作っています。しかし健康に過ごせていてガンにならない人は、体の免疫力でそれらを毎日処理出来ているからなのです。
ではガン細胞・腫瘍・ウィルス・細菌といった体にとっての異物を誰が処理しているのでしょうか?
免疫に最前線で関与しているもの
ガン細胞・腫瘍・ウィルス・細菌など、体の健康を害するものを、直接処理してくれているものは血液の中の「白血球」です。
更に言えば白血球というチームには更に「顆粒球」「リンパ球」「単球」というグループに分かれます。
これらはそれぞれ、細菌処理班・ウィルス処理班・ガン細胞・腫瘍処理班と、処理を担当するグループに分かれます。
この「顆粒球」「リンパ球」「単球」が一番力を発揮できる相互のバランスがあります。
そのバランスの取れてる状態がいわゆる「免疫力がある状態」なのです。
その黄金比は
「顆粒球 60」:「リンパ球 35」:「単球 5」です。
そしてこれは血液検査の「白血球分画」という項目で目でわかります。
ガン・腫瘍状態は顆粒球が60より数値が高くなり、
相対的にリンパ球の数値が低くなります。
アレルギーやうつ状態はリンパ球の数値が35より高くなり、
相対的に顆粒球の数値が低くなります。
つまり体の状態で数値がシーソーのように比率が変化します。
当然体が健康に向かえばその数値は黄金比に近づいていくのです。
病気と診断されていなくても、数値のバランスがそうであれば、体がそちらに向かっている指標になります。
白血球のバランスを崩す要因
白血球の内訳のバランスを崩す要因は、
【自律神経の乱れ】と【胃腸の乱れ】です。
自律神経とは消化や呼吸・体温・血圧・排泄などの生命活動のすべてに関わる機能を片時も休まず自動的に調節している神経で、この神経を統括しているもとは脳の中の「脳幹」と呼ばれるところになります。
腸に関しては2000年を超えてから、小腸には全身の70%もの免疫物質が存在するということが判明しました。
また大腸にも10%の免疫物質が存在、合わせてなんと80%の免疫機能が腸によって中られていることがわかったのです。
つまり腸の元気度と免疫力も比例するのです。
これらから脳の継続的な疲労⇒脳幹の機能低下⇒自律神経の機能低下・乱れ⇒胃腸の免疫組織・全身の白血球の機能低下・黄金比のアンバランス⇒病気や不調
この図式が成り立つのです。
当院は、脳を直接活性化させる整体と胃腸の機能を上げる整体をおこなっております。
これにより、体の免疫力に関する場所を元から施術していくので、不調を改善し免疫の上がった体にすることができるのです。
自分で分かる自律神経のバランス状態
当院では、自律神経症状でお悩みの方に特に自分の体の状態を把握するのにおススメしていることがあります。
それは、体温を左右両脇で検温することです。
左の体温は、体全体の体温ではなくあくまで左側の体温です。
それで左右計っていただくと、自律神経の状態が良くない人は、
〇左右どちらかが36度以下
〇左右が5分以上差があるのです。
左右の温度が違うのは、沸かしたてのお風呂と同じで、
熱が体内を均一に循環していないのです。
片方36度以下は反対が36度以上あっても低体温です。
しかしこのような方でも、自律神経が整い免疫力が上がれば
両脇が36度以上となり、差も詰まってきます。
身近なところでチェック出来ることですから是非試してみてください。